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2017-01-03 16:52:00

The Way of the Sign Painter...

さて、2017年の始まりに当たり、ホームページタイトルを

DAGGER「The Way of the Sign Painter」

にしました。

 

私も始めた頃は、何の筆を使って、どのように書くのかさっぱりわからず。

とりあえずMACK BRUSH CO.に行って全部1本ずつ買ってきました。

 

ほんと、新しいカルチャーにチャレンジする時は、右も左もわからないですよね。

ただただ仕上がった作品がカッコいい。

「自分も書きたい」と強く思ったのを覚えています。

 

しかしです、何の趣味もそうですが、レタリングもいきなり書けるはずがありません。

始めてのギターが弾きたいように弾けないのと全く一緒。

私もギターを弾くのですが、なんせ練習嫌いです。

おそらくスクールに行ったら、まずはコードから。

Fはここをこうおさえて、こう。

「鳴らない!」

多分こんな落ちなので、私の場合は弾きたい曲をいきなりしつこく練習するんです。

 

レタリングもそう。

Oはレタリングブラシをこう持って、軸を回転させながら半分半分書きます。

「回らない!」

 

持論ですが、これ全く一緒です。

 

ひたすらコードを練習して、ある程度覚えて、鳴るようになって、曲を覚えれば比較的スムーズに引けると思います。

ひたすら色々な線を練習しておけば、比較的スムーズに書けると思います。

コードをひたすら覚えたり、線を書いているだけでは飽きてしまうんです。

 

なので、私のギターの練習方法はつまずく進行があったら、ひたすらそこのみ練習すると

しつこく一週間もやっていれば弾けるようになるのです。

 

レタリングも一緒。

書きたいデザインがあるならば練習線はウォームアップ程度にして、書きたいデザインをいきなり書いてみれば良いんです。

 

欲を言えば、すぐに消せてしまう練習よりも、

適度な緊張感を持って書く事の出来る、家族や友人の物で練習するのがベストです。

何よりも一つの作品を「完成させる」事が大事です。

 

得意な筆使い、苦手な筆使いが必ず出てきます。

苦手な筆使いだけ練習すれば良いんです。

ちなみに私はPとFの大文字の筆記体が苦手でした。

なんでPAINT FACTORYにしたんだろうと、しばらく本気で後悔しました笑

 

これらは、道具を一通り揃えて、筆や塗料の使い方もある程度わかってからの事ですが、

ブラシには使用する向きや方向があったり、書体によってはブラシの種類を変えなければ行けなかったり

書きたい対象物によって毛の材質をかえてあげたり。

と、書き始める前に、まず道具や材料の使い方をしっかりとおさえておかないと、いくら練習しても確実に

時間の無駄になります。

 

2017年1月 新たな事を始めるには良い機会ですので、The Way of the Sign Painterでは

このブログ、そして動画でサインペインティングに関する情報を1からアップして行きますので

これから始めたい方も、既に始めた方も是非ご覧頂き、ステップアップにお役立て頂ければ幸いです。