ゴールドリーフの表現方法
文字、線がある程度かけるようになったらゴールドリーフ(金箔)を使って表現方法を増やしてみましょう。
ゴールドリーフを使った表現方法にはオイルサイジングと呼ばれる糊を使いゴールドリーフを貼っていく技法
ウォーターサイジングを使いガラス面に対しゴールドリーフを貼り鏡面仕上げにしていく技法の2種類があります。
どちらも海外でゴールドリーフの技法はGILDING/ギルディングと呼ばれていますが
DAGGER Co.ではあえて手法の違いを解りやすくする為にオイルサイジングの使用時はゴールドリーフ
ウォーターサイジングの使用時はギルディングと呼んでいます。
道具についてはリーフ(金箔)と用途に合わせたサイジング(糊)、
貼り付け後余分なリーフを除去する為の専用ブラシ、もしくはコットンが必要になります。
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・GOLD LEAE
まずはガラス、木、鉄など色々な物に対して貼り付けできるオイルサイジングについて
簡単に言ってしまえばサイジング(糊)を文字、デザインに合わせ塗り、リーフを貼るだけです。
但しここで注意する事はサイジングを塗ってからリーフを貼るまでの乾燥時間です。
乾燥時間で何が違うのか?
メーカーや気温などでも変わりますが気温20℃約40分前後を目安に
サイジングを塗った面にリーフを乗せ軽く押さえ付けてみましょう。
タイミングが早すぎたり強く押さえ過ぎるとリーフの艶が無くなったりします。
・真ん中の物が適度な映り込みも有り最適な張り状態
左は基準より約10分早い状態:サイジングが柔らかく艶が引けてしまう
右は基準より約10分遅い状態:リーフに艶も有り良い状態では有るが剥がれ易い場合が有り耐久性に難あり
車、バイクのカスタムペイントで多く持ち入れられる回転模様を付けてみましょう
*真ん中の物が最適な張り状態
左は基準より約10分早い状態:サイジングが柔らかく模様は綺麗につくが破れる場合が有る
右は基準より約10分遅い状態:サイジングが乾き過ぎ模様が付かない
GOLD LEAE をきれいに見せるコツはサイジングの乾燥具合を見極める事です 。
色々試してみましょう!!
リーフはとても薄く傷付きやすいので仕上がった後はクリアー塗料etc.で保護してあげましょう。
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・GILDING
ガラス面に対してウォーターサイジングと呼ばれる糊を使い鏡面仕上げにして行きます。
デザインにもよりますがまずはアウトラインを塗料で仕上げます。
塗料が乾燥したらサイジングを筆、刷毛などでガラス面に流し、リーフを貼っていきます。
サイジングが乾き始めると徐々にリーフが鏡面状に仕上がっていきます。
サイジングが乾いたら残したい部分を塗料で保護し
塗料が乾燥したら除去用専用ブラシもしくはコットンでデザイン上、不必要なリーフを除去します。
必要のない除去部分もサイジングが残りリーフが着いてしまっているので
力を入れ過ぎるとアウトラインが欠けてしまったりするので焦らず慎重に除去してください。
リーフの除去が終わったら完成です!!
高級感の中に落ち着きも在り独特の表現技法ですね。
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この2つの表現方法を組み合わせる事でデザインの見え方も変わってきます
色々と試してみましょう。