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さて、2017年の始まりに当たり、ホームページタイトルを
DAGGER「The Way of the Sign Painter」
にしました。
私も始めた頃は、何の筆を使って、どのように書くのかさっぱりわからず。
とりあえずMACK BRUSH CO.に行って全部1本ずつ買ってきました。
ほんと、新しいカルチャーにチャレンジする時は、右も左もわからないですよね。
ただただ仕上がった作品がカッコいい。
「自分も書きたい」と強く思ったのを覚えています。
しかしです、何の趣味もそうですが、レタリングもいきなり書けるはずがありません。
始めてのギターが弾きたいように弾けないのと全く一緒。
私もギターを弾くのですが、なんせ練習嫌いです。
おそらくスクールに行ったら、まずはコードから。
Fはここをこうおさえて、こう。
「鳴らない!」
多分こんな落ちなので、私の場合は弾きたい曲をいきなりしつこく練習するんです。
レタリングもそう。
Oはレタリングブラシをこう持って、軸を回転させながら半分半分書きます。
「回らない!」
持論ですが、これ全く一緒です。
ひたすらコードを練習して、ある程度覚えて、鳴るようになって、曲を覚えれば比較的スムーズに引けると思います。
ひたすら色々な線を練習しておけば、比較的スムーズに書けると思います。
コードをひたすら覚えたり、線を書いているだけでは飽きてしまうんです。
なので、私のギターの練習方法はつまずく進行があったら、ひたすらそこのみ練習すると
しつこく一週間もやっていれば弾けるようになるのです。
レタリングも一緒。
書きたいデザインがあるならば練習線はウォームアップ程度にして、書きたいデザインをいきなり書いてみれば良いんです。
欲を言えば、すぐに消せてしまう練習よりも、
適度な緊張感を持って書く事の出来る、家族や友人の物で練習するのがベストです。
何よりも一つの作品を「完成させる」事が大事です。
得意な筆使い、苦手な筆使いが必ず出てきます。
苦手な筆使いだけ練習すれば良いんです。
ちなみに私はPとFの大文字の筆記体が苦手でした。
なんでPAINT FACTORYにしたんだろうと、しばらく本気で後悔しました笑
これらは、道具を一通り揃えて、筆や塗料の使い方もある程度わかってからの事ですが、
ブラシには使用する向きや方向があったり、書体によってはブラシの種類を変えなければ行けなかったり
書きたい対象物によって毛の材質をかえてあげたり。
と、書き始める前に、まず道具や材料の使い方をしっかりとおさえておかないと、いくら練習しても確実に
時間の無駄になります。
2017年1月 新たな事を始めるには良い機会ですので、The Way of the Sign Painterでは
このブログ、そして動画でサインペインティングに関する情報を1からアップして行きますので
これから始めたい方も、既に始めた方も是非ご覧頂き、ステップアップにお役立て頂ければ幸いです。