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2017-06-09 15:02:00
よくある質問・レタリングの練習
PAINT FACTORYで開催しているペイントスクール参加者、レタリングキット購入者からの問い合わせで
「どの様に練習して行けば良いのですか?」と聞かれる事があります
・文字について
大まかにカチッとしたゴシック体、滑らかなフリーハンド感の有るスクリプト体の2種類が有ります
ゴシック体は文字の対象性、同形文字バランスを気にしてスクリプト体はフリーハンド感が出せる筆入れ、止め、跳ねなどに注意します
初めは枻出版発行のムック本レタリングシリーズ(PAINT FACTORY監修)に掲載されているフォント集やネットのフリーフォントサイトの文字をプリントし
アクリル板などの下に敷きなぞり書きから初めると文字のバランスなど特徴が掴み易いです
なぞり書きに慣れてしまうと何もない所に書いた時に書けないなんて事も有るのでほどほどに....
文字にはペインターの個性が出るのでフリーで書ける様になったらバランスや傾きを変えたりして
バリエーションを増やして書ける様になると良いです
・書く対象物について
実際に施工する際はガラス、アクリル板、外壁塗装面、木材、車など色々な物に書く事が有り
どの場合も素材により表面の抵抗が違いガラスの様に滑らかな物からザラついた木材の様に抵抗の大きい物も有ります
練習する際、安価に抑えられるので紙や100円ショップで売られている透明の下敷き辺りから初めて色々な素材に書いて行くと良いです
紙であれば残しておいて成長過程なんかも見直す事も出来、下敷きやアクリル板だと消して繰り返し使う事も出来ます
但し2~3日経ってしまうと消すのも厄介になってきますので気を付けて下さい
ガラス板の場合は乾ききってしまってもスクレーパーなどで削ぎ落とす事も出来るので繰り返し使う時は非常に便利です
・塗料について
サインペイント・ピンストライプ専用塗料がベストで一般的に使用されているのはエナメル(シンナー系)です
エナメルは1SHOT,HOUSE of COLER,DAGGERetc.有りどの製品も良し悪しは有りますが専用に作られている為
市販のペンキなどに比べ伸びが良いのが特徴です
慣れてしまえば問題無いですが匂いが気になる方は水性も有ります
水性は知る限りDAGGERのみとなっています
水性はエナメルに比べ艶、伸びが落ちますが希釈、洗浄の際に水道水で行えランニングコストを抑える事も出来
伸びの悪さ故上達しやすい部分も有ると思います
作業環境での選択、好みに合った物をご選択ください。
・利き手について
「左利きですができますか?」と聞かれる事も有ります
文字は右利きの人向きに出来ているので右利きに比べ文字の横線の入り、止め、跳ねなどより注意が必要ですが慣れてしまえば問題ありません
普通に左から書こうとすると先に書いた文字に触れてしまったりするので
文章、単語は下書きした上で反対(右側の文字)から書き進めて行くのも有りですね
その他質問も受け付けています
質問はinfo@dagger.jpまでお気軽にお問い合わせ下さい。
DAGGER ONLINE 店長